No.2266,765
分配可能額について
もっと詳しく・・・
というリクエストがあったので
続きをどうぞ。
小学生に語るように
と、AIにリクエストしてみました。
ちょっとふざけた感じになっていますが
内容は勉強として、良いかも。
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ITに詳しくない中小企業に寄り添う
竹内美紀です。
2つの講座とノート1枚で
欲しい結果を手に入れる方法を
お伝えしています
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「ためたお金」(余剰金)から、
「これは、残念だけど、みんなで分けるお金としては数えられないんだよ」
引かないといけないお金について、もっと詳しく見てみますね。
分配可能額を計算するときは、
会社の「ためたお金」(余剰金)をスタートにするんだけど、
そこからいくつか「引かないといけないもの」があるんだ。
それは、法律で「会社が困らないように、
この分はしっかり取っておきなさいね」って決まっているお金なんだよ。
さあ、どんなものを引く必要があるのかな?
【「ためたお金」(余剰金)から引かないといけないもの】
会社の「ためたお金」が1000円あったとしよう。
この1000円を全部は分けられないんだ。
ここから、次のものを引きます。
- 自己株式(じこかぶしき)
- お話しで言うと? なかよしクラフトクラブが、メンバーの誰かから「やっぱりクラブやめるね」って言われたときに、最初にその人が出した「元手」の100円を、クラブのお金で返してあげた、みたいなイメージです。クラブが自分自身の「元手」を買い戻した感じ。
- なぜ引くの? 会社が自分自身の株(会社のオーナーの権利みたいなもの)を買い戻すために使ったお金は、もう会社の外に出て行っちゃったお金だから。会社の中にはもうないんだ。だから、「みんなで分けるお金」のリストには入れられないんだよ。
- カンタンな言葉で? 「自分で自分に返したお金」
- 自己株式の処分の対価(じこかぶしきのしょぶんのたいか)
- これは少し難しいけど… 上で「自分で自分に返したお金」(自己株式)を、今度はまた誰か新しいメンバーに「新しい元手としてクラブに入れてね」って言って売ったときに、受け取ったお金のこと。
- なぜ関係するの? これは引くというよりは、上の「自分で自分に返したお金」を計算するときに関係してくる部分なんだ。法律の計算がちょっと複雑で、「前に引いた分が、これでちょっと戻ってきたね」みたいな調整(ちょうせい)に使われることが多いんだよ。(※ここは計算が複雑なので、まずは「自己株式で使ったお金は引くんだな」と覚えておけば大丈夫!)
- カンタンな言葉で? 「自分で自分に返したお金を、また売ったときに入ってきたお金」
- その他有価証券評価差額金(そのたゆうかしょうけんひょうかさかくきん)のマイナス残高
- お話しで言うと? なかよしクラフトクラブが、「将来もっとすごいキーホルダーを作るために、すごく珍しいビーズを貯金で買っておこう!」と思って、100円で買ったとします。これが会社の「投資(とうし)」(他の会社の株など)みたいなもの。でも、次の文化祭の前にそのビーズの価値を見たら、人気がなくなって50円に下がっていた…!という状態。
- なぜ引くの? 会社が持っている「将来の宝物」(他の会社の株など)の価値が、もし買ったときより下がってしまった場合、それは会社の本当の財産が減った、と考えるんだ。でも、実際に売ってお金になったわけじゃないから、すぐに「損した!」ってことにはならないこともある。だけど、分配可能額を考えるときは、「もし今売ったら、これだけ価値が下がってるんだから、その分は安全のために引いておこう」って考えるんだよ。じゃないと、本当は価値が下がってるのに、下がってないフリして分けちゃうことになっちゃうからね。
- カンタンな言葉で? 「持っている宝物の値段が下がっちゃった分」
- のれん等調整額(のれんとうちょうせいがく)に係る残高
- お話しで言うと? なかよしクラフトクラブが、近所の「すごい人気で有名な別のクラフトクラブ」を吸収(きゅうしゅう)して一つになったとします。その時、「人気や評判」という「目に見えない価値(かち)」(これが「のれん」に少し似ています)に対してもお金を払ったとします。でも、しばらくしたら、「あれ?思ってたより評判良くないかも…」となったり、会計の特別なルールでその「目に見えない価値」を少しずつ減らしていく必要があるときがあるんだ。
- なぜ引くの? この「のれん」みたいな目に見えない価値は、お金に変えにくいものだよね。そして、それが減ってしまった場合や、会計の特別なルール(調整額)で会社の資本(もとで)のようなものを減らさないといけない場合があるんだ。これはちょっと難しいルールなんだけど、「会社の本当の安全な財産を、会計のルールに合わせて正確にするための調整分」として、分配可能額を計算するときに引かれるんだ。
- カンタンな言葉で? 「他の会社を買ったときの、目に見えない価値の分や、会計のルールで減らさないといけない調整分」
【カンタンに覚える方法】
「分配可能額」は、「ためたお金」から、「これは分けちゃダメだよ!」ってものを引いた残りなんだ。
引くものは、こんなイメージだよ。
「ためたお金」(余剰金)から、
- ① 自分で自分に返したお金 (自己株式)
- ② 持ってる宝物の値段が下がっちゃった分 (その他有価証券評価差額金マイナス)
- ③ その他、会計のルールで引かないといけない調整分 (のれん等調整額など)
を引いたものが、「安全に、みんなに分けてもいいお金」、
つまり「分配可能額」になるんだ!
歌のように、リズムで覚えてみるのはどうかな?
♪ 分配(ぶんぱい)したいな、ためたお金 ♪
でも ちょっと待って、引くものなあに? ♪
自分で自分に 返した分 (自己株式) ♪
宝物の値段 下がった分 (評価差額金マイナス) ♪
会計ルールの 調整分 (のれん等調整額) ♪
これらを引いた 安全な額が ♪ みんなで分ける 分配可能額!
こんな風に、「分けてはダメなお金」のイメージを持つと、
少し分かりやすくなるかな?
これは、会社がこれからも元気に活動して、
みんな(株主さんや、会社にお金を貸してくれた人たち)に
迷惑をかけないようにするための、大事なルールなんだよ。
いかがでしたでしょうか?
こんなふうに
専門的な言葉も
小学生に語るように噛み砕いたら・・・
自分へも
お相手へも
伝わりやすくなるかと。
お試しください。
想いが伝わり、成果があがる
そんな仕組みを作るお手伝いをさせてください。
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