No.2263，762

ある社長さんが
そうおっしゃいました。

いくら配当できるか・・・
さて、どうやって決めればいいでしょう。

わかりやすく説明する
という視点で考えると

小学生に伝えるように
伝えたらどうなるかな・・・

と考えてみました。

今日は、分配可能額のお話です。

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ＩＴに詳しくない中小企業に寄り添う
竹内美紀です。

2つの講座とノート1枚で
欲しい結果を手に入れる方法を
お伝えしています

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分配可能額って、ちょっと難しい言葉ですが

会社がお金持ちになったときに、
「これならみんなに分けても大丈夫だよ！」
って決めることができるお金のこと。

わかりやすいように、お話ししますね。

【お話し：なかよしクラフトクラブのお店屋さん】

ある日、〇〇ちゃん（質問者さんの名前）と
その友達で「なかよしクラフトクラブ」を作りました。
みんなで可愛いキーホルダーを作って、
学校の文化祭で売ることにしました。

1. 最初のお金（資本金みたいなもの）
   
   お店を開くために、最初に材料を買わないといけないね。
   でも、クラブにお金がないから、メンバーみんなが自分のお小遣いから100円ずつ
   出し合いました。
   
   メンバーが5人なら、最初に500円集まりました。
   
   この500円は、お店を始めるための「元手（もとで）」です。
   
   これは、会社の「資本金（しほんきん）」という、
   とっても大事なお金にちょっと似ています。
   
   すぐに使っちゃったら困るお金だよ。
   
2. キーホルダーを作る（材料費みたいなもの）:
   
   集めた500円で、ビーズやストラップの材料を買いました。
   材料代に300円かかったとします。
   
3. キーホルダーを売る（売上みたいなもの）
   
   一生懸命作ったキーホルダーを文化祭で売ったら、
   なんと2000円になりました！
   
   すごいね！これが、お店の「売上（うりあげ）」です。
   
4. もうけはいくら？（利益みたいなもの）
   
   売上は2000円だけど、材料代に300円使ったから、
   本当の「もうけ」は 2000円 – 300円 = 1700円 です。
   これが、会社の「利益（りえき）」に似ています。
   
5. 全部のお金を分けられるかな？
   
   お店には、最初に集めた500円と、売って増えた1700円（もうけ）があるから、
   
   合計で 500円 + 1700円 = 2200円 あります。
   
   さあ、クラブのメンバーで、この2200円を全部
   
   「わーい、儲かったね！」って分けてもいいかな？
   うーん、ちょっと待って！
   
   
6. 「分配可能額」って、このこと！
   
   そう！だから、「なかよしクラフトクラブ」では、
   • 最初にみんなが出した「元手」の500円は、大事にとっておこう。次の活動のために、もうけの1700円の中から、例えば500円はとっておこう。
   
   
   　そうすると、みんなで「分けても安全だよ」というお金は、
   もうけの1700円 から、次に使うためにとっておく500円 を引いた、
   
   1700円 – 500円 = 1200円 になります。
   
   この「1200円」が、クラブのメンバーで
   「分配（ぶんぱい）」つまり「分けてもいいですよ」というお金、
   
   これが「分配可能額」に近い考え方なんだ。
   
   会社も同じで、売上から
   材料費や人件費（働いている人のお給料）などを引いて「利益」が出ます。
   
   でも、その利益を全部、
   会社にお金を出してくれた人（株主さんといいます）に
   分けてしまうと、
   
   次にお店を大きくしたり、
   新しい商品を作ったりするお金がなくなっちゃう。
   
   
   だから、会社は
   
   「これだけは会社の中に残しておこうね」
   
   というお金（例えば、最初にみんなが出した元手や、次に使うための貯金）を
   しっかりと確保（かくほ）してから、
   残った「安全にみんなに分けられるお金」を
   決めるんだ。
   
   それが「分配可能額」なんだよ。

まとめ

分配可能額とは、

• 会社が一生懸命働いてお金持ちになった（利益が出た）ときに、
• 最初に会社を始めるために集めたお金（元手）や、
• 次に会社をもっと良くするために使うためのお金

をちゃんと取っておいて、

「これなら、会社が困らないで、株主さんに分けても大丈夫だよ！」
「安全に分けられるお金の最大（さいだい）の金額」

のことなんだ。

難しく考えなくて大丈夫！

「クラブのもうけの中から、次に使う分を引いて、
みんなで分けても大丈夫な安全なお金」なんだな、

と思ってくださいね。

安心して継続して経営できるだけの
お金を残して配当することが
大事ですね。

想いが伝わり、成果があがる
そんな仕組みを作るお手伝いをさせてください。

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