人が自立的に動き成果をあげる仕組みづくり 竹内美紀のブログ

銀行がなぜ、事業性融資を重んじるようになったか

No.2259,758

銀行融資を希望される方と一緒に
銀行へ行ってきました。

安定した財政状態。


つまりは貸借対照表を重んじる傾向は
やはり変わりはありませんが

どんなビジョンをもち
将来どのような事業をしていこうとしているのか。

それが
将来お金を生み出すものなのか・・・

そんな視点を持っているようです。

これ事業性融資と言います。

~*~*~*~*~*~*~*~*

ITに詳しくない中小企業に寄り添う
竹内美紀です。

2つの講座とノート1枚
欲しい結果を手に入れる方法を
お伝えしています

~*~*~*~*~*~*~*~*

では、なぜ、銀行が事業性融資を
重んじるように変わってきたのか。

歴史があります。

企業は土地や大型設備といった
有形固定資産を多く保有していました。

これを使ってお金を生み出すことは
もちろんのこと、
売却すればお金になります。

だから担保価値が高い。

だから、お金を融資しましょう。

そんな判断でした。

これ、静態論というそうです。

貸借対照表を重んじる考え方で
債権者を大事にし
支払能力があるかを
判断基準としています。

1980年代のバブル崩壊。

貸借対照表上に
でん、と大きくのっていた固定資産。

これがあっという間に
価値がなくなりました。

不動産価値の暴落。
貸借対照表への信頼も揺らいできました。

製造業中心の日本企業も
IT産業、サービス業も多くなり
企業の価値が、モノではなく
ブランドや顧客リスト、無形のものへと
シフトしてきました。

つまりは、無形の資産が
将来どのような価値を生み出すのか。

これ、動態論と言います。

そんな企業を育てていくために
金融庁は、金融機関に
担保価値だけではなく

将来の成長性をきちんとみて
融資をしなさい。

と指導を始めた・・・という経緯があります。

では、具体的に
どんな資料を提示すれば

事業性融資の基準に合致できるのか。

私なりに考えて揃えている資料があります。

・ビジネスモデル分析シート
・ビジョン実現シート

この2つが最強です。

これに加えて
資金繰り表など、既存の資料は
用意していきます。


この2つ。
顧問をしている会社さんにしか
お伝えしませんが

先日は、セミナーで
開示しました。

経営者が自分で作成できるのであれば
それはそれで、よし、ですものね。

経営者が本当にしたいことを
数字にのせて

資金を調達して
事業を進めていきましょうね。

想いが伝わり、成果があがる
そんな仕組みを作るお手伝いをさせてください。

~*~*~*~*~*~*~*~*

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期待、感想、質問など、どうぞ。
(必ずお返事します)


※誠意のない営業に対してはお返事しないこともあるかもしれません。

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