No.2268,767
株式会社NTTデータが
NTTの完全子会社になるそうです。
その理由は・・・
意思決定を速くするため
そんなふうにNTTの島田明社長が語っています。

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ITに詳しくない中小企業に寄り添う
竹内美紀です。
2つの講座とノート1枚で
欲しい結果を手に入れる方法を
お伝えしています
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株式会社NTTデータは
1985年にNTTから分割民営化しました。
当時は、NTTデータ通信株式会社。
NTTのデータ通信部門が独立し
NTTの子会社というよりは
「弟」というイメージでスタートしました。
データ通信部門を育て
競争力をつけ
いつか
「NTT」という冠を
とれるようにがんばろう!!
なんて、上司が語っていたのを
思い出します。
はい。
私、勤めていました。
持ち株会で株も持っていたので
持っていれば良かった・・・
というのは余談ですが
公開買い付けをおこない
完全に子会社化するとのこと。
一番の理由として
意思決定のスピードが
求められる時代に
NTTとNTTデータ双方の
株主に意見をうかがわなければいけないのは
時間の無駄だと言っています。
そこ。
具体的な例があったのか
調べてみました。
さすがに意思決定が遅れたことを
公に発表はしないので
一般的な事例です。
別個の取締役会での承認手続き:
グループ全体の戦略に関わることであっても
NTTデータが上場会社である以上、
NTT(親会社)の承認とは別に、
NTTデータ自身の取締役会での承認が必要になります。
この二段階のプロセスが、
意思決定に時間を要する要因となります。
少数株主への説明責任と配慮:
上場子会社には、親会社以外の少数株主が存在します。
グループ戦略を実行するにあたり、
少数株主の利益を損なわないかどうかの検討や、
丁寧な説明が必要になります。
これにより、意思決定の検討期間が長くなったり、
戦略の自由度が制約されたりする場合があります。
情報開示の制約:
上場会社はタイムリーな情報開示が求められます。
グループ戦略の検討段階の情報や、
子会社の業績に影響を与える可能性のある情報は、
開示義務との兼ね合いから、
親会社と子会社間での自由な情報共有や、
機動的な戦略変更が難しくなることがあります。
グループ内リソース配分の複雑さ:
グループ全体で最適となるよう、
人員や設備、資金などのリソースを
柔軟に配分したい場合でも、
上場子会社であるNTTデータの独立性が
一定程度保たれるため、
親会社からの指示だけでは
スムーズに進まないケースが想定されます。
つまりは、NTTの思う通りにしたいのに
その決定までに時間がかかりすぎる。
だから、いう通りになる
完全子会社にしよう・・・
そんなふうに受け止めました。
内部にいるわけではないので
その実情とこれからのことは
わかりません。
分社当時
NTTからの脱却に向けて
さまざま試みが
一担当単位でもありました。
そのトライ&エラーに
悩まされ
働き方に苦労したこともありました。
そんなひとつひとつの積み上げで
作り上げたであろう
NTTデータの文化が
また、変わる時がきたのですね。
時代と共にかわっていくのは
仕方のないこと。
DX関係に携わる人間として
競争力のある会社が
日本に育つことは
とても大事なことでもあります。
よりよいサービスを
提供できるような
そんな会社になってくれることを
応援したいと思います。

想いが伝わり、成果があがる
そんな仕組みを作るお手伝いをさせてください。
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※誠意のない営業に対してはお返事しないこともあるかもしれません。
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