No.2020,521
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
ネットでいろいろ
調べているうちに
そんな詩が目にとびこんできました。
そして、思わず
ポチっとしてしまった詩集。
岩波文庫
茨木のりこ詩集
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ITに詳しくない中小企業に寄り添う
竹内美紀です。
2つの講座とノート1枚で
欲しい結果を手に入れる方法を
お伝えしています
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自分を見失わないためのDXとの向き合い方
最近、多くの企業やビジネスシーンで
DX(デジタルトランスフォーメーション)化が
進んでいます。
進める側でもあります。
DXは業務の効率化や生産性の向上を
もたらすため、非常に重要な要素であり、
時代の流れに乗り遅れないためにも
積極的に取り組むことは大切です。
しかし、効率化やデジタル技術の導入にばかり
目を向けてしまうと、
茨木のりこさんの詩が語る「自分の感受性」、
つまり自分らしさや人としての本質を見失ってしまう
危険性もあるのではないかとふと感じました。
例えば、仕事のスピードを上げるために
新しいツールを導入したり、
AIを活用して作業の自動化を進めることは、
効率化を追求する上で必要なことです。
しかし、それだけに焦点を当てると、
どうしても人間同士の対話や温かみ、
そして感受性のような本来持っている力が
薄れていくことがあるのです。
だから、効率化であいた時間を
どのような時間にしていくか、
それがとても重要です。
茨木のりこさんの「自分の感受性くらい」で
強調されているのは、
周囲に流されずに自分をしっかり持つこと。
これは、ビジネスのDX化においても
同じことが言えるのではないでしょうか。
デジタル化は便利である一方で、
私たち自身がそれに埋没せず、
本質的な大切さを見失わないために
強い意志を持つことが重要だと
本能が思わずこの手を本にしてしまったのかもしれません。
DX化と「感受性」を両立させる方法
では、どうやってDX化と
自分の感受性を両立させていくのか?
ここではいくつかの方法を考えてみました。
1.対話と協力を大切にする
効率化が進む中でも、
チームや顧客とのコミュニケーションを
大切にすることで、感受性や人間らしさを
保つことができます。
デジタルツールが便利だからといって、
すべてを機械的に処理するのではなく、
時には手書きのメモや直接の会話を重視することが、
人としての温かみや感受性を感じさせる瞬間を
作り出します。
そう、だから、ノートで考えるということは
ずっと続けています。
2.感覚を研ぎ澄ます時間を取る
どれだけ仕事が忙しくなっても、
自分自身の感覚や直感に耳を傾ける時間を持つことが
重要です。
効率を追い求めるあまり、
自分の感じることや考えを見逃さないように、
定期的に立ち止まり、
深呼吸をして今この瞬間を感じることが大切です。
3.技術に対する批判的な目を持つ
新しい技術やツールを取り入れる際にも、
それが本当に自分やチームにとって最適なのか、
ただ流行や効率化を追い求めていないかを
見極める力が必要です。
技術はあくまでツールであり、
使うのは私たち人間。
どの技術が自分たちの価値観や目標に合っているかを
判断するのは、
周囲に流されずに「自分の感受性」を信じる強さです。
人としての本質を守りながら、未来を創る
DXの波はこれからも続くでしょう。
しかし、その中で茨木のりこさんの言葉を思い出し、
私たちが持つ感受性や人間らしさを見失わないこと。
自分の感受性を保ちながら、
効率化やデジタル化の利点を取り入れることで、
より良い未来を創ることができます。
これもデジタルとアナログの融合かな。
茨木さんの詩は、ビジネスの場面でも、
人生のあらゆる場面でも大切なことを
教えてくれます。
効率やスピードに追われる日々の中でも、
私たちは私たちの感受性を大事にし、
自分を見失わない強い意志を持ち続けたいな
と思うのでした。
久しぶりに文学の世界にふれ
新鮮な気持ちになりました。
kindleもいいけど
文庫本もね。
最後に引用しますね。
自分の感受性くらい
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて気難かしくなってきたのを
友人のせいにはするなしなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするななにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮しのせいにはするなそもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするなわずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
想いが伝わり、成果があがる
そんな仕組みを作るお手伝いをさせてください。
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担当させていただくこととなりました。
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