話していると
思わず夢を語りたくなる相手と
評判の竹内美紀です。
漠然とした将来への不安を
明確な課題に変え、
最初の一歩をいっしょに踏み出します。
従業員がケガを
してしまったんです!!
お客様から
ご連絡がありました。
よくよくうかがうと・・・
業務中のケガだそうです。
しかも、労災保険に入っていない!!!
労働保険は、農林水産の一部の事業を除き個人・法人問わす労働者を一人でも使用している事業主は、必ず入ることが義務付けられている政府管掌の強制保険です。
労働保険は、労災保険と雇用保険に分かれており、労働基準監督署が管轄で、保険料は全額を事業主が負担します。
日々のお金をまわすことで
精一杯で、従業員を雇用していても
労働保険に入っていない事業主さんが
たくさん見受けられます。
この会社さんは、
「会社として加入しているよ」
とおっしゃっていたのと
資金繰りが苦しく、そこまで手がまわらない
とのことで、そのままにしていました。
猛反省です!!
これからかかる費用や休んでいる間の
お給料・・・負担しないと
いけないのでしょうか?
業務上でケガをすると・・・
病院で治療をしても
健康保険が使えないので
労災の申請をしないと
窓口で全額負担することになります。
手続きをしていると、基本的には
負担はありません。(通勤時は200円負担)
その他、後遺症が残ったり
働けなくなったときなども
補償されます。
詳しくは厚生労働省HP
私も業務中に
交通事故にあったことが
あります。
いえ・・・
正確にいうと
私が前のクルマにぶつかった・・・
交通事故を起こした側です。
相手のお怪我は大したことが
なく、クルマ等は
自動車保険で修理することが
できました。
少し落ち着いてくると
自分も首などが痛くなり・・・
通勤中や業務中のケガや病気等は
健康保険が使えないんですよ。
労災の申請をして病院へ
行ったことがあります。
その時に感じたのは
こうやってちゃんと
会社で保険に入ってくれていたんだ…
という安心と信頼感でした。
事業主の立場に立っても
補償に入っていることで
安心して従業員を雇うことができます。
さて、労災に入っていない会社さんの
従業員がケガをしたとき
どうなるか。
社労士さんと一緒に
対応中です。
労災は、強制保険なので
従業員さんは、その補償を受けることが
できます。
(安心しました…)
事業主は、速やかに労災保険に
加入する必要があります。
保険料は2年間さかのぼって
払う必要があります。
計算してみました。
そこは飲食店なので、保険料率は
賃金総額の1,000分の3です。
保険料率についてはこちら↓
労災保険料率
パートで年間100万円の従業員を3人雇用しています。
100万円 × 3にん × 0.3% × 2年分
⇒ 1万8,000円
今回の従業員さんへの補償も
一部ペナルティで払う必要も生じるかも
しれません。
これについては、これから
労働基準監督署で相談です。
労働保険は、社会保険に比べたら
保険料はそれほど高くはありません。
まだ、加入していない事業主の方。
これは事業主の義務です。
今から、加入しにいってください。
従業員のため
会社のため
両方を守るものになります。
加入していない事業主の方。
労災保険は強制加入ですよ。
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