ITに詳しくない中小企業にITを導入できる人材を育てる研修。 DX学校春日部校。人が自立的に動き成果をあげる仕組みづくり竹内美紀のブログ

No.377 お金の専門家は理系?

話していると
思わず夢を語りたくなる相手と
評判の竹内美紀です。

漠然とした将来への不安を
明確な課題に変え、
最初の一歩をいっしょに踏み出します。

 

お金のこと扱っているから
当然、理系ですよね?!

と、お客様によく言われます。

さてさて。

直木賞 受賞作品
島本理生「ファーストラヴ」 文藝春秋

何気ない休日の半日に一気に読み上げました。
途中で、救いがないのかと
読むのをやめようかと思いましたが
途中でやめるのは、もっと救いがないので
読み切りました。

大丈夫。

救いはありました。

詳細は書評を掲載しますね。
長いので最後に全文を。

メディア掲載レビューほか
絶対君主”だった父を殺した娘が抱えていた思いとは

手に汗握るミステリーである。しかも、島本理生だからこそ書ける類の。新作『ファーストラヴ』は、ある殺人事件の物語。いちばん分からないのが容疑者の心理、といえばホワイダニットものかと思ったが、またちょっと違うのだ。

ある夏の日、血まみれの姿で歩いていた女子大生が殺人容疑で逮捕される。彼女の名前は聖山環菜(ひじりやまかんな)、包丁で刺されて死亡した被害者は彼女の父親で画家の聖山那雄人(なおと)。だが、奇妙なことに環菜自身が「動機が分からない」という。臨床心理士の真壁由紀はこの事件に関するノンフィクションの執筆を依頼され、被告の弁護人となった義弟の庵野迦葉(あんのかしょう)とともに、環菜や周辺の人々への面談を重ねていく。

(中略)

環境が違えば、自分も環菜になったかもしれないと思わずにはいられない。それくらい、本作は無力な少女の心の傷を鮮烈に描き出す。そこに寄り添う由紀の存在と言葉が心強い。こうした現実的な問題が極上の物語となったからには、同じようなことで傷ついた人はもちろん、傷つける可能性がある人にも、本作が届くといいなと、心底思うのだ。

評者:瀧井 朝世

(週刊文春 2018年06月28日号掲載)

 

 

目の前の問題に目を
とられて全体が見えなくなることが
あります。

 

目の前の資金繰りに
目をとられて
なぜ、この事業を始めたのか。

時々、見えなくなることがあるようです。

あまりに混沌としてくると
今、実施している事業自体も
なぜ、実施しているのかわからなくなり・・・

時に、なんのために
生きているのか・・・

かなりの混沌に陥ります。

そんな時はどうするか。

こんなワークをして
解きほぐしていくことがあります。

 

自分の軸を見つめなおすワーク

1.今の自分があるのは、なぜか。(過去の経験や出来事など思い出していただきます)
2.人に誇れることはなにか
3.私ならではの特長
4.キーワード
5.他人に与えている印象

そんなキーワードで言葉を
思考を広げていきます。

 

たとえば
アレルギー対応の食品作りに
チカラをいれているのは・・・

過去に、医療機関に勤めていたことがあり
食べ物で苦しんでいる子供たちと
その親御さんと出会いました。

子育ては、ただでさえ大変なことも
多いのに、そこにアレルギーという要素。

取り除いてあげられてたら
子供も親も幸せだろうな。

そんなことを考えていたことを
思い出されたようです。

自分が得意なことは何だろう。
どんなことなら、人の役に立てるだろう。

それはもしかしたら
職業に限ることではなく

その人自身の存在価値を
探っている問いかけなのかもしれません。

人はなぜ、生きているのだろう。

そんな声まで聞こえてきます。

このワーク、凄いですね。

そして根本に親子の葛藤があったり。

いいことも悪いことも
嬉しいことも悲しいことも
全てで自分が作られていて
それを否定することはないのだと

大事なのは、これからどうすべきなのか

そこへ進むための
自分の軸

を探すワークとなります。

なぜ、これを私がサポートしているか。
お金の相談は人生相談だからです。

お金がまわなくなってくると
いつも以上に心がざわめいてきませんか?
必要以上に、人に辛くあたったりしませんか?

もちろん、お金がすべてではありません。

ある方はお金は感謝の気持ちだと
おっしゃっていました。

ありがとう
という気持ちをお金として
届けるということですね。

人のお役にたって
初めてお金をいただけるということですね。
どんなお仕事も、基本は同じです。

ところが
その感謝の気持ちが
集まらなくなったとき
自分は必要ない人間なんじゃないかと
思い始める人がおおいのです。

自分が必要ない人間なのではなくて
そのサービスを届ける相手と
内容が合っていないということです。

だから、軸を見つめなおす。

過去の失敗?が
人を温めることもありますね。

がんばりましょう。

 

そうそう。
お金の専門家ではありますが
文学少女だったのですよ☆

文学部出身。

また、時々、本のこと
書きますね。

 

全文です↓

メディア掲載レビューほか
絶対君主”だった父を殺した娘が抱えていた思いとは

手に汗握るミステリーである。しかも、島本理生だからこそ書ける類の。新作『ファーストラヴ』は、ある殺人事件の物語。いちばん分からないのが容疑者の心理、といえばホワイダニットものかと思ったが、またちょっと違うのだ。

ある夏の日、血まみれの姿で歩いていた女子大生が殺人容疑で逮捕される。彼女の名前は聖山環菜(ひじりやまかんな)、包丁で刺されて死亡した被害者は彼女の父親で画家の聖山那雄人(なおと)。だが、奇妙なことに環菜自身が「動機が分からない」という。臨床心理士の真壁由紀はこの事件に関するノンフィクションの執筆を依頼され、被告の弁護人となった義弟の庵野迦葉(あんのかしょう)とともに、環菜や周辺の人々への面談を重ねていく。

幼い頃から自責の念が強かった様子の環菜、家庭では絶対君主であった父親、娘を案ずるどころか裁判では検察側の証人に立つ母親。一体この家庭に何があって父殺しは起きたのか。面会での環菜の発言は漠然とし、母親や元恋人の証言とも食い違う。しかしその齟齬から、由紀は真実への手がかりを見出していく。心理分析のプロが探偵役だからこその謎へのアプローチだ。

由紀自身も、実は父親に対して、ある出来事で許せない思いを抱いている。人を救おうと真実を追求する人間もまた、葛藤を抱く生身の人間なのだ。迷い悩みながらも公正な道を探す姿が、親しみと敬意を抱かせる。また、由紀と迦葉とは学生時代の知人であり、二人は過去に何かあった模様。後半に明かされる彼女たちの真実も胸に迫るものがある。そして終盤にはある人物が“覚醒”したかのような如才なさを見せるのが実に痛快。最後のページに至るまで、謎と真相の提示のタイミングが絶妙で、超一級品のエンターテインメントとして楽しめるのだ。

ただし、途中から、私はずっと怒っていた。読み進めながら、自分の幼少時から十代の頃に至るさまざまな不快な出来事を思い出していたからだ。今思えば抱く必要のなかった、大人に押し付けられた罪悪感、反発することなど発想もできない抑圧感、あるいは性的な存在として見られることの気持ち悪さ、その他諸々(あまり書くとネタバレになるのでやめておく)。環境が違えば、自分も環菜になったかもしれないと思わずにはいられない。それくらい、本作は無力な少女の心の傷を鮮烈に描き出す。そこに寄り添う由紀の存在と言葉が心強い。こうした現実的な問題が極上の物語となったからには、同じようなことで傷ついた人はもちろん、傷つける可能性がある人にも、本作が届くといいなと、心底思うのだ。

評者:瀧井 朝世

(週刊文春 2018年06月28日号掲載)

Since 2017.9.1(80.81/240)

思わず夢を語りたくなる ライフプラン実現の専門家 竹内 美紀

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〒3440064 埼玉県春日部市南1-1-7
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