話していると
思わず夢を語りたくなる相手と
評判の竹内美紀です。
漠然とした将来への不安を
明確な課題に変え、
最初の一歩をいっしょに踏み出します。
社長のところに
保険会社の人から
提案書が届いていました。
一見、良さそうにみえますが
ちゃんと分析しなくては
いけません。
その保険は、だんだん保障が
小さくなる逓減定期保険というタイプです。
7・6・5・4・4・4
という感じで保障が減っていきます。
1年目は亡くなったら
7000万円、2年目は6000万円・・・
死亡保障を受け取れます。(数字は例です)
今、3年目なので
5・4・4・4
そこに、保障期間を1年延ばし
6・4・3・2・2
の提案です。グラフにすると
こんな感じ↓
過去の分はなくして
さて、社長さん。
どう思います?
保険料は少し安くなっています。
朝三暮四ですね。
両方ともこれからの保障額の合計は14です。
朝三暮四とは
目先の違いにごまかされ結果は同じということです。
猿が増えて家計が苦しくなったため、飼っている猿に与える餌を減らそうと考え、狙公は「これからはトチの実(どんぐり)を朝に三つ、暮れに四つやる」と言ったが、猿が「少ない」と怒ったため、「朝に四つ、暮れに三つやる」と言い直したところ、猿はとても喜んで承知したというものである
語源由来辞典より
この提案の場合、
単純に目先を変えたということでは
ないのですが、
その内容が
社長の目的に合っているかが
大切です。
今回の目的は借入金対策。
グラフのカタチを変えることで
借入金の返済のカタチと
合わなくなってしまいました。
そこで、このように
変えていただきました。
保険料はほぼ変わらず
保障も大きく、長くなりました。
思ったように
借入金が返せなかった分も
カバーしてくれます。
いい感じですね。
借入金返済が終わったら
解約も検討です。
ただ、保険料が安くなるから。
損金に落とせるから。
そんな提案があっても
自分の目的に合っているか。
しっかり考えて検討しましょうね。
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