話していると
思わず夢を語りたくなる相手と
評判の竹内美紀です。
漠然とした将来への不安を
明確な課題に変え、
最初の一歩をいっしょに踏み出します。
2030年 人の仕事が消えていく
(朝日新聞 H30.8.14 12版 P26)
12年後。何歳でしょう?
12年後、人口知能(AI)に
人間の仕事が奪われる
という説があります。
記事の中では、人間に残る仕事は
次の3種類くらいに絞られると
いいます。
・小説を書く、新商品の企画・・・クリエイティブな仕事
・工場管理、会社経営・・・マネジメント関係
・看護師など・・・ホスピタリティ関係
つまり、ほとんどの人は
充分に稼ぐことができなくなり
貧困生活となります。
そこで、ベーシックインカム(BI)の
制度の検討です。
BIとは、全ての人々に
最低限の生活を一律に給付する制度
(現在だとひとり、7万円/月 程度)
ここで、2つの視点があります。
〇生き残れる仕事をしていたい
〇仕事以外の価値を見出すべきではないか
いくら、稼ぐとか
お金の価値観が崩れてきたときに
今、私がサポートしているお金の相談は
どうでしょうか。
お金という
ツールが違うものに
なっている可能性があります。
BIという形で、最低限のお金が
あるものの、それ以上のお金を得るためには
どんなふうに、人に貢献すれば
いいのでしょうか。
今している仕事が
仮に、AIに「取って代わられた」と
して、その時に
何をしていたいと思うでしょうか?
お金を得ることが、夢や想いを実現するための
手段になっているでしょうか。
自分の想いを実現するということが
どんなものなのか。
考え始めると
ぐるぐるぐる
頭がまわってきそうですね。
そんな時に
「火花」という映画をみました。
お笑い芸人 ピースの又吉直樹の作品です。
芥川賞 受賞作品です。
売れない芸人の物語。
と言ってしまっては
身も蓋もありませんが…
もし売れなかったとしても
1位がいるには
2位や3位やビリもいて
誰かに負けないように
他の人がしていないネタや
着眼点を一生懸命に考えて
唯一無二の存在になりたい
とがんばること。
それは決して無駄ではない
誰かの小さな努力が
今の自分の道を切り開き
今自分が歩いている道も
誰かの道を切り開いていることもある。
だから、成功しなかったとしても
目の前の誰かを笑わせることが
できたとしたら
それは決して無駄ではない
最後の方のメッセージが
心に残りました。
それは食べていけなかったら
続けることができないという
厳しさもあります・・・
お金を稼げることが
評価でなくなったときに
どんな基準が残るのでしょうか。
そこには、人にどれだけ
必要とされ
どれだけ、人を幸せにできるか
仕事をするということは
誰かに必要とされる
ということなのか。
人はだれかに必要と
されたくて生きているのか。
やはり、ぐるぐるしてきましたね。
ここに働けない人がいます。
今の時代では
「働かざるもの食うべからず」
という基準のもと、邪魔者扱いに
近い扱いです。
本当にそうなのか
考えることがあります。
生産性のない人間に価値はない
と物議をかもした政治家もいましたが・・・
それもひとつの障害かもしれないし
ひとつの個性かもしれません。
BIという制度ができた時に
その人が輝ける手段(スベ)も
見つかるのかもしれません。
多様な価値判断。
そう、2030年。
そんなに遠くない未来に向けて
どんなふうに価値を高めて
どんなふうにありたいか。
その姿をいっしょに描き
実現のサポートをするという原点は
なくならないはず。
いろいろな価値観を
お互いに認めながら
「食べるため」だけに働かない時代が
きたときに、いかに豊かな心で暮らせるか。
そんなときに、
豊かな心を持っていたいと。
ぐるぐる・・・
そうぐるぐる、いっしょに
考えること自体が価値です。
そうやって、12年後のありたい姿を
描いたときに
今、始めることは
ちいさな一歩から。
何を始めるか、は
いっしょに考えますよ。
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